性器クラミジア感染症

日本で一番感染者数の多いSTDです。
特に10代後半~20代にかけての若い人たちに感染が広がっています。
自覚症状がない場合も多いため、注意が必要です。

原因
クラミジアトラコマティス(病原体)
感染経路
あらゆる性行為
オーラルセックスから、のどに感染することもあります。

症状

男性の症状

尿道炎や 精巣上体炎(副睾丸炎)などの症状が出ます。

  • 尿道から膿がでる(量は少なめ、サラサラしたもの~粘りのあるもの)
  • おしっこをした時に軽い痛みがある
  • 尿道のかゆみや不快感
  • 精巣上体の腫れ
  • 軽い発熱や痛

※感染しても症状が出ないことが多く、治療せずに放っておくと、前立腺炎 や 血精液症 になることもあります。

女性の症状

女性の場合は、子宮頸管 (子宮入口の管)へ感染し、子宮頸管炎をおこします。
その後、おなかの中に病原体がはいって骨盤内でいろいろな症状が出ます。

  • おりものの増加
  • 不正出血
  • 下腹部の痛み
  • セックスの時の痛み

性器クラミジア感染症は女性の半数以上が全く症状を感じないと言われていますが、感染したまま放っておくと卵管炎をおこし、 子宮外妊娠や不妊症の原因にもなります。
さらに上腹部へ感染が広がると肝周囲炎を引きおこします。

検査方法

感染した日(性行為した日)から、3~4日たっていれば検査できます。
クラミジアの病原体がいないか、おしっこや膣の分泌物を調べます。

男性
出始めのおしっこ
女性
子宮頚管からの分泌物
男女
のどの周りの分泌液

妊婦の方は、妊婦検診を受けることにより、出産時の母子感染を防ぐことができます。

治療方法

薬を飲む方法で治療します。
ちゃんと治ったか念入りに調べる必要があるので、再検査の後、再々検査を行います。

  1. 薬を飲みます。 期間は1日から10日程度です。
  2. 再検査後に、もう一度再々検査を行います。

※ 薬を正しく服用しないと、不完全治癒の可能性があるので、再検査から3~4週間後に行う必要があるのです。

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注意すること

のどに感染した場合、症状が出ない場合が多いようです。
また、性器クラミジアに感染している女性の10~20%は、のどからもクラミジアが検出されたとの報告もあります。またのどだけ感染することもあります。
クラミジアに感染していると、HIV(エイズウイルス)への感染が3~5倍になります。

クラミジアはのどにも感染します。
感染すると咽頭炎などをおこします。慢性の扁桃腺炎になることもあります。

主な症状

  • のどの腫れ
  • のどの痛み
  • 発熱など

コンドームの有効性

コンドームの使用は有効です。
オーラルセックスの時に注意してください。

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