尖圭コンジローマ
性器にいぼができる病気
いぼを取り除いても、ウイルスを完全に取り除くのは難しい
再発する可能性が高い
治療をしても、3ヶ月は様子をみる事が必要
病気ではない「フォアダイス」と間違われやすいSTDでもある
- 原因
- ヒトパピローマウイルス(HPV)・・・「良性型」といわれるタイプ
- 感染経路
- あらゆる性行為
- 性行為でなくても皮ふや粘膜の傷口から感染することもあります。
症状
男女共に同じ症状がでます。尖圭コンジローマとわからない場合も少なくありません。
また良く似たフォアダイスという病気ではないイボもあります。専門医に見てもらいましょう。
- イボができます。
うすピンク色または茶色のニワトリのトサカ状(カリフラワー状) 乳頭状(おわんを伏せた形) - 軽い痛みやかゆみがある場合もあります
- 自覚症状はほとんどありません。
※感染しても症状が出ないことが多く、治療せずに放っておくと、前立腺炎 や 血精液症 になることもあります。
症状の出る場所
- 男性
- 陰茎、亀頭、包皮の内側、陰のう など
- 女性
- 大小陰唇、膣前庭、膣、子宮頸部 など
- 男女
- 肛門内や肛門周辺、尿道口
進行するとイボは徐々に大きくなり、数も増えていきます。
検査方法
だいたいは専門医が見ればわかるそうですが、わからないばあいはいぼの細胞をとりだして検査する場合もあるようです。
男女:患部を見る(視診)
感染した日(性行為した日)から、いぼができていれば検査できます。 個人差がありますが、検査できるようになるまでおおよそ3週間から8ヶ月間くらいかかるようです。
治療方法
- 表面のイボを取り除く
(電気メス、レーザーによる焼却法、液体窒素による凍結療法など) - 軟膏を塗る
- いぼがなくなってから、最低3ヵ月は再発がないことを確認する必要があります。
注意すること
HPVは現在100種類以上の型が報告されていて、大まかにはがんの原因になるか否かによって「良性型」か「悪性型」かに分類されます。アメリカでは悪性型のHPVのワクチンが承認されており、日本でも検討されています。
尖圭コンジローマは良性型のHPVですが、悪性型では子宮頸がんなどの原因になるといわれています。
ヒトパピローマウイルス(HPV)の種類
- 「良性型」のヒトパピローマウイルス
- 尖圭コンジローマの原因 (イボなどができる)
- 「悪性型」のヒトパピローマウイルス
- 子宮頸がんの原因(ウイルスの感染のみで、がんになるわけではありません)
コンドームの有効性
コンドームの使用だけでは完全な予防はできません。 ウイルスが、はがれた皮膚と共に他の部位や他人に感染したり、性器以外の広い範囲に症状が出ている場合があるためです。
フォアダイスと間違えやすい。
フォアダイスは成人男性の約6割に見られますが、女性にも見られます。
毛の下に脂腺が現れたものなので、一定の大きさの粒がきれいに並んでいるのが特徴です。
フォアダイスは治療の必要はありません。
見た目が気になる場合は、レーザーや電気メスで除去することは可能ですがその場合は保険がききません。自費診療になります。
違い
- 尖圭コンジローマ
- 不規則なかたちをしている。ウイルス性のSTD。
- フォアダイス
- STD(性病)などの病気ではなく、脂肪のつぶつぶがあるという生理的な現象。


