性器ヘルペスウイルス感染症

原因のウイルスが体の中に残り、再発を何度も繰り返す病気です。
性器に感染する性器ヘルペスウイルス感染症と、口に感染する口唇ヘルペスウイルス感染症があります。

原因
単純ヘルペスウイルス
※口唇や顔などの上半身に症状が出るのは、主に1型の口唇ヘルペスウイルス。
※性器・お尻・肛門・おなか等に症状が出るのは、主に2型の性器ヘルペスウイルス。
感染経路
あらゆる性行為
症状が出ていない時でも感染
性行為以外でも感染
 

※単純ヘルペスウイルスは感染力が強いので間接的な接触でも感染します。
※ウイルスがついたタオルやグラスなどから感染することもあります。
※感染してもすぐには症状が出ず、何年もたってからはじめて症状が出ることがあります。

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男性の症状

初めての感染の場合

感染する場所
亀頭や陰茎体
太ももやおしり、肛門周囲、直腸粘膜に出ることもあります。
感染したときは症状がなく、その後しばらくたってから初めて症状が出る事もあります。
  1. ヒリヒリ感やむずかゆさなどを感じます。
  2. 2~10日ぐらいでかゆみを伴った1~2mmの赤いブツブツや水ぶくれができます。
  3. ぶつぶつが破れてただれたようなもの(潰瘍)ができます。
  4. 強い痛みがし、熱が出ることがあります。
  5. 軽い発熱や痛み、太もものリンパ節の腫れや痛みが見られます

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女性の症状

初めての感染の場合

感染する場所
外陰、膣の入口とおしり。
感染が広がっていき、子宮頸管や膀胱にもみられることもあります。
  1. ぶつぶつやただれたようなもの(潰瘍)ができます。
  2. 強い痛みでおしっこするのも大変になることもあります。
  3. 熱が出ることもあります。
  4. 太もものリンパ節の腫れや痛みがみられます。
  5. 軽い発熱や痛み、太もものリンパ節の腫れや痛みが見られます

※再発する前に、膣の入口の違和感や太もものまわりに神経痛のような痛みなどの前兆が見られることもあります。

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再発について

1年以内に8割以上が再発すると言われています。

過労・セックス・ストレスなどが原因となるといわれています。
初めて症状が出た時と同じ場所、またはおしりや太ももにぶつぶつやただれができます。 初めての場合よりも症状は軽いことが多く、治るまでの期間も短くなります。

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検査方法

複数の方法をとるのが一般的なようです。検査方法は男女、ほぼ一緒です。

 
  • 状態を見る(視診)
  • 変部分(ぶつぶつの部分)からウイルス感染細胞を綿棒で採取し、検査を行います。
  • 血液検査でウイルスの抗体があるかどうかも調べます。

潜伏期間があり、発症までだいたい2~10日間くらいかかります。 (長期間症状がでない人もあります)
症状が出てウイルスが取れる状態になっているときに検査します。
感染した日(性行為した日)から、3~7日くらいたっていれば検査できるようです。

※口唇ヘルペスウイルス感染症は皮膚科で検査します。
状態を見てから、血液検査でウイルスの抗体があるかを調べるのが一般的です。

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治療方法

飲み薬、軟膏を塗る等して5~10日くらいで症状が治まるようです。
※重い時は、入院して点滴などをうける場合もあります

完全に退治できないウイルス

病変部分の症状は治りますが、ヘルペスウイルスは神経節に潜伏します。

現在のところ、神経節に潜伏するウイルスを排除して完治させることはできません。 そのため、再発を繰り返すことになります。 再発する場合には、ウイルスの増殖を抑える治療がなされます。

注意すること

※母子感染を防ぐため、お産の時にヘルペスの病変部がある場合は、帝王切開がすすめられています。
※感染してもだいたい70~80%は無症状です。そのため、知らないうちに誰かからうつされ、うつしてしまうことがあります。
※口から性器、性器から口へと感染します。

コンドームの有効性:

感染力が強いので、コンドームだけでは予防できません。

※日和見感染・・・普通の状態では感染しない弱い菌や、体内にいる菌がいます。これらが、体調が悪いときなど、人間が弱っているときに感染することです。

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口唇ヘルペスウイルス感染症

昔は、子どものうちに誰もが知らずに口唇ヘルペスに感染して免疫を持っていました。
しかし、大人になってから初めて感染すると症状が重くなる傾向があります。

口唇ヘルペスウイルス感染症の特徴

  • 症状は出ていなくても原因である単純ヘルペスウイルスに感染しているという人は多い
    (60代以上ではほとんどの人が感染しているというデータもある)
  • 単純ヘルペスウイルスに感染して免疫ができると、発症しても軽症ですむ。
  • 大人になってからはじめて感染すると、症状が重くなる。
  • 最近では、衛生状態の改善や核家族化の影響により、特に若い人の感染率が減り、免疫を持っていない人も増えてきている。

口唇ヘルペスはしばしば再発します。(回数は年に1~2回くらいがおおいようですが、人によりさまざまです) 日常よくみられる口唇ヘルペスはほとんどが再発によるものです。
再発のたびに軽症化し、水ぶくれは小さくなり、患部も狭い範囲におさまっていく傾向があります。アトピー体質の人では重症化することもあります。

再発の前にきざしがある場合もあります。(くちびるや鼻の周り、顔面にピリピリ、チクチク、ムズムズなどの感じがする)

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症状

初めての感染
  • 唇や口の周りのまわりに5mmくらいのぶつぶつがたくさんできる
  • 熱がでる
  • あごの下のリンパ節の腫れる

再発の場合

一部分だけに症状がでて、軽いことが多い 口唇ヘルペスは基本的にこういった経過を経て、だいたい2週間ほどで治っていきます。

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