STDになる原因

STDが広がっている原因

おおきく4つの原因が考えられます。STDを正しく知り、みんなが意識して予防することでSTDの蔓延を食い止めることができます。

1.自覚症状が出にくい
知らない間にうつってしまい、知らない間にうつしてしまう。実際に治療をしている人よりも何倍もの人が感染に気がついていないといわれています。 STDに感染するような事があった時や、すこしでもおかしいと感じたときはすぐに検査を行いましょう。

→STDの検査方法

2.性行為に対する意識の変化
昔よりもずっと若い人たちがセックスをするようになりました。また、セックスの方法もいろいろ出てきて、中でもオーラルセックス(口を使った性行為)が流行しているのも原因のひとつです。 一人の人が複数の相手と性交渉するのもSTD流行の原因となっています。

→STDの予防

3.性感染症に無関心
ちゃんとした知識が普及していないので、STDについて知らない人が多くいます。間違った情報も出回っています。無関心でいて、カップル同士でピンポン感染を繰り返したり、安易な行動に走ったりして感染者を増やしているのが問題です。
4.高い感染率
1回のセックスで感染してしまうこともあります。特にクラミジアは1回のセックスで50%もの確立で感染します。

STDと性教育

STDについて正しい知識を手に入れましょう。 第二次性徴期(※)までには、正しいSTDについての情報や避妊方法などの性教育をして、知識の普及に努めることが大事です。 大人、特に保護者はSTDについて教育をする必要があります。現在の中学3年生は殆どセックスがどういうことが知っています。その年代の人たちに避妊だけでなく、STDの知識も教える必要があります。 保護者は特に「うちの子に限って・・・」と、他人事に思いたがる傾向があります。10代の人たちは性に関心が強いので、きちんとSTDについて教えてあげるほうが後々、その人たちの為になるのです。

※おおむね男性は12、13歳頃、女性は10、11歳頃から生じる身体的特徴の発育のこと。

STDと風俗

風俗で感染が後を絶ちません。風俗で働く人、サービスを受ける人にとってもSTDは深刻な問題です。

風俗を利用することで感染する病気

性器ヘルペスウイルス感染症 ・HIV ・性器クラミジア感染症(のどにもうつる) ・淋菌感染症(のどにもうつる)・梅毒 ・B型肝炎

風俗で感染する原因

1.間違った認識
・「洗えば大丈夫」ではない 性感染症の菌やウィルスは性器の中に潜んでいます。いくら表皮を洗浄してもたいして効果はありません。働く人も利用する人も大変誤解しているこの認識がSTD流行を加速させています。
2.風俗でのサービスにはSTDを防げる要素がない
STDは性器、口、のど、眼球、肛門にも感染します。また、ウイルスが含まれた体液を通じて感染する場合もあります。素股(すまた)と呼ばれる、挿入しないけど性器と性器をこすり合わせるサービスは、コンドームなしでセックスしているのと同じように、STDに感染します。
3.傷からの感染する
風俗で働く人は毎日多くのお客さんを相手にし、膣内や口などに傷がある場合が多々あります。STDに限らず、性感染症は傷口から菌・ウイルスが入り込みます。傷があるだけで、STDにより感染しやすくなります。
4、風俗を利用する人の意識の問題
STD治療中の人、あるいはSTDの疑いがあるのに検査もしていない人たちが平気で風俗にかようことは珍しくありません。そのことで風俗店の人にSTDがうつり、更に別の人にSTDがうつり・・・とSTDの蔓延の原因になっています。それは、風俗にかよう男性にとっては、風俗店の女性は一度限りの相手であり、相手を思いやる気持ちなどが薄いからです。外見上の症状がなくなったとしても性感染症のウィルス・菌は精液の中に含まれていますし、サービスをする女性はすぐに感染してしまいます。
5.風俗の性病検査はあてにならならい。
STDの検査を実施していないお店が存在します。そこで働いている人たちが、個人的にSTDの検査を受けているかどうかは、外からではわかりません。 またSTDの検査を実施しているお店でも月に1回が大半です。それでも一日に何人もの相手をしている人が、感染率の高いSTDに感染しないという保障はありません。サービスを受ける人の、ほんの一人前の人がSTDだったら、働く人に感染し、次のお客さんに感染してしまいます。

STDと同性愛

STDはHIV(エイズ)だけではありませんが、特にHIV(エイズ)に関しては同性愛者がかかるSTDという間違った認識がいまだに残っています。STDは性行為をする誰もがかかる可能性を持っています。そのことをきちんと認識しましょう。

HIV(エイズ)が1981年アメリカの男性の同性愛者の間で発見された事から、「エイズ=男性同性愛者の病気」という誤った認識がされるようになってしまいました。
HIV(エイズ)に関する認識が広がってきている現在でも、同性愛者とHIV(エイズ)に関する誤った情報が残っているのが誤解を招く原因になっています。
必要のない差別や偏見が多くみられるのは残念なことです。お互いに理解しあって、STDの蔓延を防ぎ、よりよい未来を作っていきましょう。

→HIV(AIDS)

→STDのQ&A

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